××
×

わが子にあう塾を見つけるサイト

公立中高一貫校、特にここ八王子では南多摩中学が地元なのでその対策方法を中心に述べてみたいと思います。

目次

1. 対策、おすすめ参考書

2. 適性検査Ⅰ 

3. 適性検査Ⅱ

1. 対策、おすすめ参考書

基本的には、算国理社科の基本知識を身に付け、小論文と実際の入試問題への具体的書き方の実践練習期間が必要だといえます。算国理社については塾で良く使う「新小学問題集」(育伸社)とか「マイジュック」(CKT)とかの普通の問題集で良いと思います。ことさら難しい問題集はいらないと思います。私立中で言えば中堅からやや上位程度を狙う為の教材です。ここは5年生から6年生にかけての2年かけて学習していくくらいのペースで良いでしょう。6年生になってからの1年間は(生徒さんによってはもっと短い期間で間に合う人もいるでしょうが)「アインストーン」(日本教材)や「公立中高一貫校をめざす適性検査対策問題集」(文理)や「公立中高一貫校わかる適性検査45題」(朝日小学生新聞の学習シリーズ)などが良いと思います。


<問題解説>

2. 適性検査Ⅰ

長文読解問題

さて、2019年の南多摩中学の問題について具体的に述べます。

適性検査Ⅰ(長文読解問題)。設問は3問。

問題1と2は筆者の意図を読み取る問題で、特別に注意を要する問題ではないと言えます。ただ長文ですので、答えは本文に載っているのですが、似た表現の箇所がいくつかありますので、生徒によっては迷いが出て正答からずれた所を答にしてしまうかもしれません。これは訓練次第です。

そして問題3は400字から450字の小論文形式になります。これは何回も訓練しないとうまく書けないはずです。基本的には、2つの点が問われることが多く、 一つは棒線部分における筆者の意見の理由を引き出す。またその点について、自分の体験をもとにして方法を記述しなければならないのです。この「自分の体験をもとに」して筆者の考えと結びつけ記述するのが難しいことだと言えます。小学6年生が大人の書いた評論文に対して、ある意味同レベルの考えを体験という形で提示するのはかなり難しいのではないでしょうか。ですから逆にここが勝負どころだと言えます。常日頃自分の体験あるいは意見を相手の論点に結び付けて述べることを意図的に練習しておく必要があります。過去問などを通して練習し、模範解答を参考にして(独学する人は)小論文のポイントを学んでください。過去問題は(声の教育社)などから5年分7年分が出ています。ここには小論文の基本的書き方の説明もあります。

 

3. 適性検査Ⅱ

3.1大問1

適性検査Ⅱ 大問1 問題1 

立体を頭の中で追従する問題。この種の中では比較的優しい問題でした。空間認識能力が問われています。


問題2 

初めて見る約束を実行して結論までたどり着く問題。手作業で答えを調べ上げていく問題で、入試では必出だと言えます。丁寧かつ正確にやらなければなりませんが時間をかけすぎると他の問題が解き終わらないことになります。


問題3 

これも調べ上げていく問題。時間をかければできるでしょうが、前と同じでここで時間を取られると、最後まで手が回りません。手際良く答えを出す必要のある問題が続きます。


ところで学校側からの答が発表されているのですが、カードの並べ方の答が1つしか出ていません。いくつかあると思うのですが、どうして1つしか載せないのでしょうか。これは今年に限ったことではないのですが。もし南多摩中が生徒の考える能力を伸ばすことを重要だと考えるなら、答えとして考えられるものはすべて載せるべきではないでしょうか。あるいは何らかの理由で一つしか載せられないのなら、「---など」と付けるとか、「解答例」としいう表現が付けられるべきではないのでしょうか。いつも私はそのように思います。



3.2 大問2

大問2 問題1 

グラフの見方。変化のとらえ方。比較的易しかったと思います。問題2 これも、松本市、髙山市、白浜市とも取り組み方に偶然外国人に人気が出たのではない理由がヒントにはっきりと書いてありますので、どの市を取り上げても正解は出しやすかったと思います。問題3 記号を使うことの特徴から考えれば答えは導きやすかったと思います。


3.3 大問3

大問3問題1 

理科問題。理科の実験を行いそこから結論を推察する問題。この種類の問題は南多摩中では頻繁に出題されます。これらの問題の対策には、少し分厚いのですが「小学理科学習事典」(文英堂)等のような科学的説明がたくさん載っている物を読むことをお勧めいたします。普段からこのようなものを読んでいると科学的思考力が自然を身に付くと思います。例として毎章の終わりにある「考えてみよう」というコーナーの浮力の説明の後に「水中に物を入れると軽くなります。その軽くなった重さはどこへ行くのでしょう。」という質問があり、その下に説明が載っています。子どもが興味をもてる設問だと思います。

問題2は易しめだと思います。だが問題3は相当高い類推力が求められています。良い問題ですが難問でした。時間も足りたでしょうか。


東京都立南多摩中学校の問題はこちらから

こちらは会員限定記事です。会員になると続きをお読みいただけます。

吉澤英一
学燈舎フレックス塾長
君のやる気がさらに高まるような授業を準備しています。共に頑張ろう。
<担当科目>
英語、数学、算数、公立中高一貫対策講座

Document request資料請求

各塾のパンフレットなどご請求いただくことができます。
ご請求は下記ボタンをクリックください。

資料請求をする

PAGETOP